タイトル『芽 オマケ』
















いきなりは何を言い出すかと思いきや『俺がエロい』とか言ってきた。
改めて思うのだがこいつ本当に俺のことを男だと思っているのか?
一般的にそういうことを易々といっていると危ないと思うのは気のせいだろうか。
たしかにを入団させる取引で色々と行動を取ってみたりしたが、こうも簡単にいうとは思わなかった。



つまり俺はこいつに舐められているんだろうな。



こいつは俺のことを男として見てない。
そういうことだろう。正直ムカつく。
人の気持ちも知らないでこいつは。


逃げようとするから腕を捕獲して動けないようにしてやったが、こいつ何も反応しねぇ。
たしかにこういうことを何度もにしている俺が悪いのかもしれない。
だが顔色ひとつ変わらないのはやはり嫌なものだ。
といいつつも不覚にもこういうところに惚れてしまった。
こいつに気づかせるのはとても根気のいることだろうなとは思っていたがここまで重症だとは考えもしなかった。
とりあえずの反応でも待ってみるか・・・。
いつでも自然体、いつでも隙だらけ。
こんな奴勝手に泳がしておいたらいつ飢えた奴に絡まれるか分からない。





コトン







不意に膝に体重がかかる。それは暖かくふわりとズボン越しから感じる。
なんだと思って下を見ると驚いたことにその正体はの頭。
つまり俺は膝枕になっている。










無反応。
もう一度声をかけようとすると規則正しい呼吸音が聞こえてきた。
・・・・こいつ寝てやがる。
俺が腕を掴んで捕獲されたまま寝て、しかも膝枕をするとは・・・・。
火の影も落ちたもんだな。
本当にこいつ舐めてやがる。
完璧に俺のことを男として見ていない証拠だろう。
嗚呼ムカツク、自分が本気で好意を持っている相手から無防備に膝枕されるのは。
もしも相手が俺じゃなかったらこいつ今頃ヤりたい放題されているぞ。
というかコイツ自分が女だということを忘れてないか?
少しは警戒しろよ。

そう思いつつもの寝顔を見ながら頭をぐしゃぐしゃと撫でる。
なんだかんだいってもこういう人を助けなければ気がすまなくて、妙に抜けたところがあるそんなところに俺は惚れたんだ。








だが、ここまで無防備なのは・・・・








の寝顔をチラリと見やり、そろそろこのままだと俺の理性が切れそうだと思いベットに運んでやる。
こう見ると起きているときよりも妙に色気があって実際は俺の方が年上だが俺より少し年上に見えてくる。



・・・絶対誰にも渡さねえ。



マグマ団の中でもかなりモテている(本人は自覚していないみたいだが)ため、いつ誰の手に渡ってもおかしくは無いのだ。
だが絶対こいつは渡したくない。
こいつの寝顔を見れるのは俺だけでいたい。
ベットに寝かせをじっと眺める。
俺は本当に独欲心の強いなと思いつつ、の顔に自分の顔を近づけ軽く唇を奪った。





























☆☆☆★☆

おまけでした・・・。
・・・
・・・・。
・・バッブラウザお願いします・・・。











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